風水の大切さ

中国の古い格言で

一、命
二、運
三、風水
四、積陰徳
五、唸書学問

というものがあります。

1つ目の命とは、宿った命「宿命」のことです。
避けることも変えることもできない生まれる前から決まっていることです。
例えば、人間として生まれたこと、日本人として生まれたことなど、自分の意思で決めることのできないことです。

2つ目の運とは、命を運ぶ「運命」のことです。
授かったこの命をどのように運ぶか、自分の意思で決めることのできるものです。
同じ宿命であっても考え方や出会う人、環境も異なります。どのように生きるかで、大きく人生を変えます。

そして、3つ目に風水です。
風水で氣の流れを良くし、その場所や個人が持つポテンシャルを最大限に生かせるよう環境を整えます。

4つ目の積陰徳とは世間に知らせることなく良いことすると意味です。
陰徳を積むことは、決して見返りを求めてはいけません。そうすることで、いずれは自分に返ってきます。

5つ目の唸書学問とは読書や勉強を意味します。
幾つになっても学ぶことが大切だと説いています。

風水、積陰徳、唸書学問は「運」を良い方向へと導くために必要なものとも言えます。
氣の流れが良くなることで、感覚が研ぎ澄まされるので、自ずと積陰徳や学問へと導かれます。

風水で環境を整えたからといって、それだけでいいということではなく、陰の努力や学ぶ姿勢も大切だということを忘れないでください。