2015年に建国50周年を迎えたシンガポール。
アジア各国へのアクセスの良く、無関税の自由港であった背景から、国際的に貿易・金融市場を大幅に発展させることに成功し、独立した1965年から30年の間に目覚ましい経済成長遂げています。
近年では、観光事業に力を入れていて、カジノやマリーナベイサンズホテルなどの観光客に魅力的なトレードマークを作り、観光都市として話題の国でもあります。
中国系の国民が大勢を占めているせいかシンガポールもまた、多くの建築物やビル建設では「風水」がとても重要とされ、風水をもとに都市計画を行っているため、強いプラスの運気をたっぷりと吸収しているとも言われています。
特に中国系のクライアントの場合、設計の現場に風水コンサルタントが入ることが頻繁にあるそうです。
地方により風水の考え方に差異があるものの、シンガポールでは数字の「2」と「8」に拘っています。その次に「9」。
その拘りがよく分かるのが、世界最大の観覧車「シンガポール・フライヤー」。
風水的に最高の立地にあり、すばらしい「氣」をすくい取ってシンガポールに幸運もたらしてくれていると言われています。
なんと、完成年月は2008年8月。
それに、カプセルの数は全部で28個。
さらに、カプセルの最大定員数は28名。
最後に、高さは280m。
すごい徹底ぶりですね!
当初このシンガポール・フライヤーは、回転する方向が外向きだったため、「観覧車の回転方向が悪い、富や幸運が外に流れる」と風水師たちから忠告されていたそうです。すると、まさかのその年にリーマンショックがあり、シンガポール経済も大打撃を受けました。
慌てて、数千万円単位の費用を投入し回転を内向きにすると、今度は富が流れ込むようになったらしく、その後は順調に経済が成長。
海の方に向かって観覧車が回ることで、富を象徴する水を町へと呼び込んでいるとか。
嘘みたいな本当の話です。
ちなみに2や8の付く階にスイートルームなどの特別な部屋を設けることが多いそうですよ。
初めてコメントさせていただきます。
2度ほどシンガポールへ行きながらシンガポールフライヤーには御縁がありませんでした。
次こそはと思っております。
外向きと内向きとありますが 例えばベイサンズの建物は下から上に見えていくのか 上から下に見えていくのか興味があります。
まだしばらくシンガポールに行く予定がないのですが知りたくなりました。
くだらない質問なのでお手すきの時で大丈夫です。
教えていただけたら嬉しいです。