鹿児島 霧島の「龍馬とお龍のゆかりの地」をめぐる旅。お次は犬飼の滝。
犬飼の滝は霧島山を源流として鹿児島湾へそそぐ天降川。高さ36メートル、幅22メートルの見応えのある滝です!
ですが、車で山道を通っただけでは見ることができません!
車道から山を10〜15分ほど下っていくと、滝壺近くまで行くことができます。
滝を見るためには、それなりの山道を下って登ってこないと行けないので、スニーカーがオススメですwww
ちなみに自由に使える杖も用意されていました!
徐々に滝の流れる音が聞こえてきます。
龍馬とお龍のゆかりの地として有名な和気神社の祭神である和気清麻呂公は769年、皇位争いをめぐり、この地に流され、一年間滞在していたそうです。
その際に村の美女を生贄にする祭事を止めさせたり、人々や田園を守るために河川の開削工事をするといった偉業を成し遂げたというのです。
すごいですね!!
その後、1585年には島津家の家老上井覚兼が犬飼に訪れ、日記に犬飼滝を詠みました。これが犬飼の滝を有名にするきっかけとなり、三州随一の名勝の地と言われるようになったそうです。
和歌 「曇りなく 日かけうつろふ 晴間にも さみたれ増る 滝の白糸」
ん〜、細かくは分かりませんが…美しい!ということでしょうか!
1843年には薩摩藩編慕の「三国名勝図会」で紹介され、1866年には龍馬・お龍夫妻が訪問します。他にも多数の文化人が訪れるなど、古来より有名なスポットなのです。
真っ白で本当に美しい滝です!
結構、ずっと見てられる感じです。
近くで見ると白の水筋がすごい勢いで流れているのですが、遠目で見ているととても優雅な滝です。
そりゃ、虹も出ますよね!!
龍馬は姉に書いた手紙の中で犬飼の滝を下記のように書かれたそうです。
「蔭見の滝(犬飼の滝)は五十問(100メートル)も落ちて中ほどには少しもさわりなし。
実にこの世の外かと思われ候ほどのめずらしきところなり」
と絶賛。
….がしかし、犬飼の滝は36メートルということですので、五十問(100メートル)とは、なかなかオーバーな感じです!
どうやら龍馬は物事を大げさに表現する癖があったのだとか(笑)
確かに三国名勝図会でも壮大に描かれていますっ!!
まー、あまりの迫力で大きく見えたのでしょうw
マイナスイオンたっぷりのパワースポット。
鹿児島空港から車でわずか20分ほど。ご旅行の際は是非!!