風水不動産のお出かけ日記です。
先日、「開運ツアー」と題して、秩父・三峯神社に行って参りました。
…ということで、先日ブログを更新させていただきましたが、
せっかくなので、秩父駅近くにある秩父神社と聖神社にも足を運びました!
今回は秩父神社をご紹介させていただきます!
秩父神社は秩父三社の一つです。
知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)が祖神である八意志兼命(やごころおもいかねのみこと)を祀ったことに始まり、創建より2100年を超える歴史を誇る神社。
荒川の源流にある秩父地方は、江戸時代に重要な水源の地とされており、現在の社殿は1592年に徳川家康が水源地である秩父を守る目的で、建立を命じ寄進したものだそうです。
色鮮やかな彫刻が施された作りが特徴の権現造と言われる建築様式。
埼玉県の重要文化財に指定されていますー。
ご利益は、開運はもちろん、主祭神の八意志兼命が知恵を司る神様ということで、学業成就、合格祈願がメインです。
ですので、受験シーズンには合格祈願の参拝者が多く訪れるのです。
社殿を見ながら一周すると、彫刻の豪華さに圧倒されます!!
中でも「子宝・子育ての虎」「つなぎの龍」は江戸時代初期に活躍した日光東照宮や出雲大社なども手がけた名工「左甚五郎」氏の作と伝えられています。
「子宝・子育ての虎」は寅年生まれの徳川家康が秩父神社秘伝の「虎の懺法(せんぽう:ざんげの方法)」を珍重したことから社殿の正面の彫刻になっているという逸話もあるとか。
ヒョウ柄の虎が母親で、子育てをしている様子です。
なぜヒョウ柄かというと…子育ての大切さを彫刻に込めた結果、ヒョウ柄になったのだそうですwww
さすが名工。
「つなぎの龍」は、近くにある天ヶ池という池に棲みついた龍が暴れると、いつもこの彫刻の下あたりにに水たまりができ、龍の彫刻を鎖でつなぎ止めてみたところ、龍が表れなくなったので「つなぎの龍」と呼ばれているそうです。
生き生きとしたすごく迫力のあるかっこいい彫刻でした!
その他にも「北辰の梟(フクロウ)」「お元気三猿」の彫刻があり、社殿を一周するだけで素晴らしい芸術品を拝見できますので、ぜひご覧になっていただきたいです!
秩父神社は10月以外は毎月祭事があるそうですが、12月の「秩父夜祭」は京都祇園祭、飛騨高山祭と並んで日本三大曳山祭りに数えられる例大祭で、国の重要有形・無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産にも登録されているのです(^ ^)
約350年間続く伝統的なド派手なお祭り!
豪華絢爛な笠鉾2台と、回り舞台のある屋台が4台。
人口約6万人の秩父に何十万人もの見物客が訪れるのだとかwww
これは一度見に行きたいですね!